注文の転記
届いたFAXや電話のメモを見ながら、販売管理ソフトに品名と数量を1行ずつ打ち込みます。担当者はその作業だけで1日2時間以上を使っています注1。忙しい月曜の朝ほど溜まります。
届いた時点で明細ができています。人がやるのは、確認が要る行だけを目で見て押すこと。打ち込む作業そのものが無くなるので、件数が増えても時間はほとんど変わりません。
取引先は今までどおりFAXを流し、電話をかけてきます。LINEやカカオトークでやり取りしている取引先には、注文チャットのURLを送るだけ。社内の手順も、使っている販売管理ソフトもそのままです。届いた注文を読んで明細にするところまでをAIが進め、人は確認するだけになります。
実際の注文書を1枚お預かりして、読み取り結果をそのままお見せします。
届いた原本(FAX)
AIが起こした明細(確認が要る行が先頭)
/01 — 全体像
FAX・電話・注文チャット・手入力(ファイルの取込を含む)。どの経路で届いても、読み取り、翻訳し、商品マスタと照合するところまでは機械が進めます。人が開くのは確信度の低い行だけ。押して確定すれば、納品書とCSVになって出ていきます。
受注の現場で実際に起きていることを4つ挙げ、Fluxを入れたあとの姿と並べます。
届いたFAXや電話のメモを見ながら、販売管理ソフトに品名と数量を1行ずつ打ち込みます。担当者はその作業だけで1日2時間以上を使っています注1。忙しい月曜の朝ほど溜まります。
届いた時点で明細ができています。人がやるのは、確認が要る行だけを目で見て押すこと。打ち込む作業そのものが無くなるので、件数が増えても時間はほとんど変わりません。
「1箱」を「10箱」と打ち間違えても、その場では誰も気づきません。分かるのは商品が届いてから。返品・謝罪・再配達が発生し、その日の配送計画も崩れます。
読み取りが少しでも怪しい行は確定できません。人が見て押すまで止まるので、間違いは配達の前に見つかります。何を直したかも記録に残ります。
「부다바라」は豚バラ、「특상」は特上。取引先ごとの言い回しはベテランの頭の中にしかありません。その人が休むと受注が止まり、新しい担当者は毎回聞きに行くことになります。
検収で1度直せば、その取引先の用語集に残ります。次からは誰が開いても同じ読み替えができ、同じ書き方の注文は人に回らなくなります。
受注が増えるたびに、人を増やすか、残業で吸収するかの二択になります。繁忙期だけ人を足すこともできず、結局は同じ担当者に負荷が集まります。
増えた分は機械が吸収します。人を増やさずに受注を伸ばせるので、採用や教育の負担も抑えられます。
40〜60秒FAX1枚が届いてから、確認できる明細になるまで注2
/02 — 受注経路
複合機に届いた紙も、スマホで撮った写真も、留守番電話の録音も。取引先には今までどおり送ってもらって構いません。LINEやカカオトークでやり取りしている取引先には、注文チャットのURLを送るだけ。相手にアプリを入れてもらう必要も、公式アカウントを運用する必要もありません。
届いた紙をまとめて取り込めます。手書きの追記も読めるところまで読んで、読み切れないところは人に回します。
1枚あたり40〜60秒注2
電話にAIは出ません。留守番電話に残った録音を文字に起こし、注文の明細にして検収へ回します。
受け方は留守番電話
取引先ごとの注文チャットのURLとQRを渡すだけで使えます。LINEやカカオトークでやり取りしている相手には、トークでURLを送れば、そこから開けます。AIが内容を復唱して確認するので、言い間違いはその場で直ります。
公式アカウント不要
飛び込みの電話、来店注文、社内のメモ。手で入れた注文も、取り込んだファイルも同じ検収画面に並ぶので、扱いを分けて覚える必要はありません。
同じ検収画面に合流
/03 — 読み取り
「특상 LA 갈비」「업무용おろしニンニク」。日本語と韓国語が混ざった品名も、手書きの追記も、読めるところまで読みます。読んだ言葉は商品マスタと突き合わせ、SKU・数量・単位まで読み解きます。下の欄に一文を入れて、試してみてください。
実演このページの中で動く見本です。入力した一文を、見本の商品マスタと照合します。
確信度の低い行は要確認になり、次の「検収」で人が確定します。
/04 — 検収
確信度が閾値を下回った行は「要確認」になり、人が押すまで確定しません。商品マスタに無い品名も同じ扱いです。候補を押すだけで確定でき、確認が要る行は先頭に集まるので、全部の行を読み直す必要はありません。
実演(見本・注4)
특상 LA 갈비 2박스
この品名に近いものが3つあります。押して確定してください。
確信度が低い・商品マスタに無い・候補が僅差・行数が合わない。どれか1つでも当てはまれば、人の確認に回ります。
開いたら、確認が要る行だけを上から順に押していけば終わります。
全部を自動で確定する設定は用意していません。誤った注文が黙って確定すると、配達まで誰も気づけないからです。
/05 — 学習
検収で直した呼び方は、その場でその取引先の用語集に入ります。「부다바라=豚バラ」も、この仕組みで覚えます。毎日出てくる品はやがて止まらなくなり、人が開くのは新商品や初めての取引先、特別価格の但し書きだけになります。
取引先ごとの言い回しをまだ知らないので、多くの行が確認に回ります。ここで押した候補が、そのまま次からの手本になります。
「부다바라=豚バラ」のような読み替えが用語集にたまり、毎日出てくる品はもう止まりません。
新しい商品、初めての取引先、特別価格の但し書き。判断が要るものだけが残ります。
上の図は仕組みの説明で、実測値ではありません。自動で解決できる割合は、帳票の癖と商品マスタの整備状況によって変わります。
/06 — 人の配置
なくすのは人ではなく、人手のかかる作業です。読んで、打ち込んで、確かめる。このうち機械にできる2つを機械に渡します。残るのは判断だけなので、受注が増えても受注に張り付く人数は増えません。
受注の仕事は、人手のかかる作業と人にしかできない判断でできています。
Fluxが引き受けるのは前者だけです。
判断——特別価格の但し書き、初めての取引先、いつもと違う数量。ここは人が見ます。無くなるのは、その手前にある「読んで打ち込む」時間です。
受注のためにもう1人増やすかどうかを検討している会社ほど、効果がはっきり出ます。お客様の件数での試算は、お見積もりの中でお出しします。
受注が伸びても、そのために人を増やす判断を先送りできます。繁忙期だけ人を足す、という難しい調整も要らなくなります。
担当者が休んでも、辞めても、取引先ごとの読み替えは用語集に残っています。引き継ぎの期間と、覚え直しの負担がなくなります。
月曜の朝に溜まる山が無くなるので、始業前に出て打ち込んだり、休日に会社へ寄ったりする必要がなくなります。
新規の開拓、仕入れの交渉、配送の段取り。人にしかできない仕事に時間を回せます。同じ人数のまま、できることが増えます。
/07 — 出力
確定した注文は、納品書としてそのまま印刷できます。データはCSVで、弥生などの販売管理ソフトやExcelに入る形にして出します。既存システムのプログラム改修は要りません。
確定した注文から、そのまま納品書を印刷できます。取引先ごとの価格表を当て、登録番号と地図のQRも載せられます。
列名も順序も固定値も画面から決められます。取り込む側のプログラム改修は要りません。
今までの入力と並べて動かし、手応えを見てから切り替えられます。いきなり止めるものは何もありません。
/08 — 安心のために
会社ごとにデータを分離し、注文の原本は既定180日で自動削除します。システムは国内リージョンで運用しています。誰が何をいつ変えたかは記録に残り、一般公開の登録画面は持ちません。
帳票は取引先ごとに別物である前提で作っています。まず実際の注文書をお預かりし、読み取り結果をそのままお見せします。読めない箇所があれば、それも含めてお見せします。
弱点はブランド名や略称の誤読で、そこは商品マスタと用語集が支えます。社内検証では、マスタ無しで48%、マスタありで100%になった帳票があります注3。そして怪しい行は必ず人に回るので、誤った注文が黙って確定することはありません。
「생고기」「특상 LA 갈비」「업무용おろしニンニク」のような混在表記を前提に設計しています。音声も同様で、「부다바라=豚バラ」のような関係を用語集と商品マスタで解決します。画面は日本語・韓国語・英語で使えます。
ありません。FAXと電話は今までどおりで構いません。LINEやカカオトークでやり取りしている取引先には、注文チャットのURLかQRをトークで送るだけです。相手がアプリを入れる必要はありません。
いいえ。CSVで出力して、今の運用のまま接続できます。出力の形は出力の説明をご覧ください。
無くなるのは「読んで打ち込む」作業で、判断の仕事は残ります。むしろ確認と、取引先とのやり取りに時間を使えるようになります。取引先ごとの読み替えが用語集に残るので、担当者が休んでも受注が止まらなくなり、休みも取りやすくなります。
事例の詳しい内容と運用の様子は、個別のご相談でお話しします。
受注の件数・受け取る経路の数・取引先の数で変わるため、お問い合わせいただいてから個別にお出ししています。はじめ方・費用に、伺う3つの項目を書いています。
はい。受注の件数がそれほど多くなくても使えます。むしろ担当者が1人に集中している会社ほど向いています。
商品マスタをいただいてから1〜2週間で並走運用に入れます。
/09 — はじめ方
まずオンラインで30分、今の受注の流れを伺います。次に、実際の注文書をお預かりして読み取り結果をそのままお見せします。ここまで費用はいただきません。合わなければ、そこでお断りいただいて構いません。
オンラインで30分。今の受注の流れと、困っている場所を伺います。
30分実際の注文書をお預かりし、読み取り結果をそのままお見せします。
費用はいただきません商品マスタと出力の形を合わせます。プログラム改修は要りません。
1〜2週間今のやり方と並べて動かし、手応えを見て切り替えます。
時期はご相談受注の件数・受け取る経路の数・取引先の数で変わります。会社によって使う範囲が違うため、一律の表をお出しすると実態と合いません。下の3つを伺えば、個別にお見積もりをお出しします。
通常1営業日以内にご返信します。
お見積もりのあと、ご希望がなければこちらから追ってご連絡することはありません。